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ピンクグローは、50種類以上の美容成分を肌の浅層に届ける韓国発のスキンブースターです
「ピンクグローって最近よく聞くけど、普通の水光注射と何が違うの?」「ピンク色の薬剤って何が入っているの?」
——SNSなどで話題になることが増えたピンクグローについて、こうした疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言うと、ピンクグローは、グルタチオンやビタミン、ヒアルロン酸、PDRN(サーモンDNA由来成分)など50種類以上の美容成分を組み合わせた薬剤を、肌の浅い層(真皮浅層)に直接注入するスキンブースター治療です。韓国で開発され、2025年末頃から日本でも導入が広がっています。
今回は、ピンクグローの仕組み、配合されている成分、向いている方の傾向まで、CZEN CLINICが解説します。
どのような仕組みの治療か
一般的なスキンケアは、成分が肌の表面(角質層)までしか浸透しないという限界があります。
一方、ピンクグローは注射によって、肌の真皮浅層へ有効成分を直接届けるため、スキンケアよりも効率的に成分を作用させられる点が特徴です。
注入方法には、専用のマシンで均一に注入する「水光注射(スタンプ注射)」と、医師が手作業で行う「手打ち注射」の2種類があります。
手打ち注射では、注入する深さや量を部位ごとに調整しやすく、シミや色むらが気になる部分には注入量を増やすなど、状態に応じた対応がしやすいという特徴があります。
外科的な処置を伴わず、ダウンタイムも比較的少ないため、定期的な「肌育治療」として継続しやすい点も特徴の一つです。
配合されている主な成分
ピンクグローには50種類以上の成分が配合されており、「美白カクテル」と呼ばれています。
ただし、成分の数より重要なのは「何のために配合されているか」です。主な成分を役割別に整理します。
ビタミンB12:あのピンク色の正体
ピンクグローの特徴的なピンク色の正体は、ビタミンB12です。
細胞の代謝を助ける補酵素として作用しており、見た目のインパクトだけでなく、機能成分としての役割も担っています。
グルタチオン:メラニン生成を抑える中心的な成分
ピンクグローが「美白カクテル」と呼ばれる中心にある成分です。
強力な抗酸化作用によって、チロシナーゼという酵素の働きを阻害し、メラニンの生成を抑制する効果が期待されています。くすみや色素沈着が気になる方に向いている成分です。
非架橋ヒアルロン酸:水分とハリを補う
ピンクグローには高分子タイプの非架橋ヒアルロン酸が使用されています。
注入後に肌になじみながら水分を保持し、ふっくらとしたハリ感を補います。架橋ヒアルロン酸(いわゆるフィラー)のように形を作るのではなく、肌質そのものを整える目的で配合されています。
PDRN:細胞の修復をサポート
サーモン由来のDNA成分で、プラセンタ注射やリジュラン注射にも使われる成分として知られています。損傷した細胞の修復を促し、肌の再生力を高める働きが期待されています。
ビタミン類・アミノ酸・ペプチド:主成分の働きを底上げ
ビタミンA・C・E・B群といった抗酸化ビタミン、コラーゲン合成をサポートするアミノ酸、肌のターンオーバーに関わるペプチドなどが、上記の主成分の働きを後押しする役割を担っています。
期待できる効果
ピンクグローは、複数の成分が組み合わさることで、幅広い肌悩みへのアプローチが期待されています。
メラニン生成の抑制作用により、シミ・くすみ・色素沈着の改善が期待されています。また、肝斑やニキビ跡への効果が紹介されることもありますが、効果の出方には個人差があります。
保湿効果やハリ感の改善も期待される効果の一つです。非架橋ヒアルロン酸による保水効果と、複数の抗酸化成分の働きにより、肌の質感をふっくらと整え、「内側から輝くような肌」を目指すというコンセプトで紹介されることが多い治療です。
ただし、これらの効果はあくまで「期待される」レベルのものであり、すべての方に同じように効果が現れるわけではない点には注意が必要です。
向いている方の傾向
ピンクグローは、以下のような悩みを持つ方に検討されることが多い治療です。
- 肌全体のくすみや色ムラが気になる方
- シミや肝斑の改善を目指したい方
- レーザー治療で十分な効果を得られなかった薄いシミや色ムラがある方
- 肌のハリや透明感を底上げしたい方
一方で、外科的な処置ではないため、深いシミやしっかりとしたたるみなど、構造的な変化を伴う悩みには、別の治療がより適している場合もあります。
自分の悩みがピンクグローで対応できる範囲なのかは、診察で確認することが大切です。
知っておきたい注意点
ピンクグローを検討する際に知っておきたいのが、薬剤の承認状況です。
ピンクグローは、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品であり、個人輸入によって導入されている薬剤です。国内で同程度の効能・効果を持つ承認医薬品は現時点でありません。
未承認医薬品であることは、安全性が低いという意味ではありませんが、承認医薬品とは異なる前提で扱われるべき情報です。
導入している医療機関側に、輸入・管理体制を含めた責任が求められます。施術を検討する際は、こうした前提を理解したうえで、信頼できる医療機関に相談することが大切です。
また、注射による治療のため、注射部位の内出血や赤み、腫れなどが一時的に生じる可能性があります。
CZEN CLINICで大切にしていること
CZEN CLINICでは、ピンクグローを取り扱っていますが、「話題の治療だから」という理由だけでおすすめすることはありません。
肌のくすみや色素沈着といった悩みの背景には、紫外線によるダメージ、乾燥、ホルモンバランスの変化など、さまざまな要因が関係していることがあります。
そのため、ピンクグローが今の状態に本当に適しているか、他の治療と組み合わせた方が良いかなどを含めて、お一人おひとりの状態に応じてご提案することを大切にしています。
気になることや迷われていることがあれば、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
よくある質問(Q&A)
Q1. ピンクグローと普通の水光注射は何が違いますか?
A. 水光注射は注入方法(専用マシンでの均一注入)を指す言葉で、ピンクグローは注入する薬剤の名称です。ピンクグローは水光注射の機械でも、医師による手打ち注射でも注入することが可能です。
Q2. 効果はいつから感じられますか?
A. 個人差がありますが、注射によって成分を直接肌に届けるため、スキンケアよりも効果を感じやすいとされています。ただし、すべての方に同じ効果が出るわけではなく、複数回の施術で変化を実感する方もいます。
Q3. ダウンタイムはありますか?
A. 外科的な処置を伴わないため、比較的少ない治療とされていますが、注射による内出血や赤み、腫れが一時的に出ることがあります。
Q4. ピンクグローは安全な治療ですか?
A. ピンクグローは日本国内で未承認の医薬品であり、個人輸入によって導入されています。未承認であることは安全性が低いという意味ではありませんが、承認医薬品とは異なる前提を理解したうえで、信頼できる医療機関で受けることが大切です。
ピンクグローは複合成分で肌を底上げするスキンブースター
ピンクグローは、グルタチオンやヒアルロン酸、PDRNなど50種類以上の成分を肌の浅層に届けるスキンブースター治療です。くすみや色素沈着、ハリ感の改善が期待されていますが、効果には個人差があり、すべての悩みに対応できるわけではありません。
また、国内未承認の医薬品であるという前提を理解したうえで検討することが大切です。CZEN CLINICでは、お一人おひとりの肌状態に応じて、ピンクグローが適しているかどうかも含めてご提案しています。
気になることがあれば、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。効果には個人差があります。ピンクグローは国内未承認の医薬品であり、個人輸入により導入されています。施術は医師の診察のうえ、適応・リスク・費用をご確認ください。
監修:橋本 昭彦(はしもと あきひこ)
2013年鹿児島大学医学部卒業。医学博士。大手美容外科、都内皮膚科・美容皮膚科・美容内科での勤務を経て、2025年CZEN CLINICグループ入職。日本美容外科学会(JSAS)所属。研究者視点を活かし、統計やメカニズムに基づいた長期的な治療提案を行う。
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