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コラム 年齢肌とは? 各年齢に合わせたおすすめスキンケア

2024年3月11日

よく聞く「年齢肌」という言葉。“歳を重ねた人の肌の悩み” “まだ若いから関係ない”なんて思っていませんか。老けて見える原因は、加齢だけではなく、日々のちょっとした習慣が肌の老化を早めているということも。今回は年齢肌の特徴と予防法、おすすめの年代別スキンケアについてご紹介します。入園・卒園、入学・卒業といった子どもの行事や、職場の異動等で、特に人と顔を合わせる機会が増える春。これを読んで、自信を持って出会いを楽しめる自分を目指しましょう。

目次

そもそも年齢肌とは?

「年齢肌」とは、年齢を重ねることによって変化が現れた肌のこと。加齢によりシミ・シワ・くすみ・たるみなど、いわゆる老けた印象を与えるような変化が発生しやすくなります。具体的には30歳以降や更年期を迎える40代後半、というイメージを抱く人もいるでしょう。

加齢によって老けた印象になる原因のひとつは「エストロゲン」の減少。女性ホルモンであるエストロゲンは、肌の水分量を保つなど、見た目の美しさに関わっています。これが20代をピークに少しずつ減少。これにより、肌が乾燥しやすくなったり、ハリ・ツヤがなくなったり、老けたように感じやすくなります。

また、肌の新陳代謝である「ターンオーバー」も加齢により鈍化。新しい細胞が生まれ垢として剥がれるサイクルは28日周期が理想とされますが、20代以降から徐々に遅くなり、30代で45日、40代で55日、60代で75日ほどに。これによって、キメが整いにくくなり、ザラついてくすんだような肌に見えやすくなってしまいます。

年齢肌を遅らせるために心がけたいこと

肌の仕組みから考えると、20代からその変化が起きるといっても過言ではない「年齢肌」。さらには、実際そこまで歳を重ねていなくても、日々の習慣によって年齢肌を加速させてしまっているという可能性も。ここからは、できるだけ肌のエイジングを回避するための予防法についてご紹介します。

肝斑の原因につながる「肌の摩擦」を軽減する

肌表面の「表皮」は0.2mmほどの薄い組織で繊細なつくりをしています。ラップ並に薄い部分を強い力で擦ったり頻繁に触れたりしたら……シワになりやすいことは想像できますね。肌に触れるときは、できるだけ力をかけないことが大切です。クレンジング・洗顔の際は、力ずくで汚れを落とすのではなく、肌に直接手が触れないくらいたっぷりの泡で汚れを浮かすこと。水気を取るときは、ゴシゴシ拭くのではなく、軽く抑えるようにタオルドライすること。かゆいからといって強い力で掻いたり、目を擦ったりというのはもってのほか。タオル・衣類などの肌に触れるものは、綿などの質感や材料にこだわったものを使うのもおすすめです。

紫外線対策を徹底する

夏だけでなく、1年中降り注いでいる紫外線も年齢肌の天敵。肌は紫外線を浴びると炎症をおこし、シミの元・メラニン色素が生成されます。この肌ダメージは年齢を重ねるごとに蓄積し、「老人性色素斑」「脂漏性角化症(老人性イボ)」とよばれるようなシミとして現れたり、元々あったシミをさらに悪化させたりします。場合によっては皮膚がんの原因になることも。日焼け止めを塗る、帽子や長袖で肌をカバーする、日傘・サングラスを使用するなど、季節にかかわらず年間を通して紫外線・UVケアを行うことが大切です

規則正しい生活を行う

規則正しくストレスのない生活を送ることも、肌にとっては重要です。摩擦や紫外線など、外からの刺激をゼロにするのは難しいもの。少なからず受けてしまった肌ダメージに対しては、食事や睡眠といった内側からのケアによって対策しましょう。食事はバランスよく栄養を摂ること。特に、からだのサビといわれる「活性酸素」は紫外線やストレスで発生するので、ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなど、抗酸化作用のある食材を取り入れるとよいでしょう。睡眠は6.5~7.5時間とるのが理想ですが、難しい場合は睡眠の質にこだわるのも◎。眠る数時間前から携帯・スマートフォンの使用を控えたり、照明は暗めの暖色のものを選んだり、からだが睡眠モードに入りやすい環境を整えましょう。

年代別の特徴とおすすめスキンケア

お伝えしたとおり、わたしたちの肌はホルモンバランスなどの影響により、歳を重ねるごと変化していきます。つまりは、年齢に合わせたケアを行うことで、より効果に期待できるともいえます。ここからは、年代別の肌の特徴や陥りやすい肌トラブル、おすすめのスキンケアについてご紹介します。

20代の特徴とスキンケア

年齢肌へカウントダウンがはじまる20代ですが、前半はまだまだ10代の状態に近く、活発な新陳代謝のおかげで、潤い・ハリのある肌を保ちやすいといえます。一方、皮脂の分泌も多く、顔の脂っぽさやニキビ、毛穴の詰まり・黒ずみなどが気になる人も多いはず。20代前半については、余分な皮脂やメイク残りで酸化しないよう、クレンジングや洗顔に注力するとよいでしょう。20代後半となると、仕事やプライベートが充実する反面、なにかと悩みも多くなる時期。体力でカバーできる部分もありながら、女性ホルモンであるエストロゲンは減少しはじめ、ターンオーバーも少しずつペースダウン。バリア機能が低下した肌はさまざまな肌トラブルを誘引します。シワ・シミなど、見てわかる症状はすぐには出ませんが、将来の肌を左右する大切な時期。これまで以上に保湿に力を入れるのはもちろん、ストレスを感じたらゆっくりする時間を設けるなど、意識的に行動を変えていくことが必要です。

30代の特徴とスキンケア

「肌の変化を急に感じるようになった」という声が聞かれはじめる30代。ターンオーバーの周期がさらに遅くなることで、古くなった肌の細胞が角質として表面に残りやすく、肌のザラつきやキメの悪さとして現れます。人によってはシミも出てくるなど、年齢肌の悩みも徐々に増加。また、この年代で出産・子育てを経験する人も多く、自分の時間を取れないなどの現実的な課題も抱える人も少なくありません。30代後半になるとエイジングが進行し、毛穴の開きなども気になってくるでしょう。スキンケアに時間をかけられるのであれば、化粧水でたっぷり水分を与え乳液・クリーム等でフタをするという、保湿の原理を知り工程を守って行うこと。時間がないという場合でも、少なくとも紫外線対策は徹底したいところです。インナーケアとしてサプリなどに頼る、美容皮膚科に相談することも選択肢としてもっておくとよいでしょう。

40代の特徴とスキンケア

ターンオーバーの鈍化、エストロゲンの減少がさらに進み、くすみ・ほうれい線・小じわなど、あらゆる年齢肌の症状が現れやすくなります。皮脂の分泌も減るので、ニキビなどの悩みが落ち着く反面、潤い・ツヤなどが減ったように感じられることも。肌奥・真皮のコラーゲン線維など、肌の弾力を支える部分も減り、たるみも出やすくなるでしょう。またこの年代になると、これまで続けてきた肌ケアによる個人差が出やすくなります。40代後半には更年期がはじまり、ホットフラッシュや動機、息切れ、不眠といったこれまで経験したことのない症状に戸惑い、心身ともに悩み疲弊してしまうケースも。からだが大きく変化するタイミングと捉え、まずは無理をしないこと。家族や周りの理解も得ながら、美味しく栄養のある食事、自分と向き合う時間を過ごすなどし、心の充足とリラックスを心がけましょう。スキンケアはエイジング効果のある商品を選ぶなどし、丁寧に行うことが大切です。肌悩みについては、セルフケアだけで解消するのはなかなか難しい年代に。美容皮膚科・クリニックなどの手を借りるのも賢い選択です。

50代以上の特徴とスキンケア

この50代以上ともなると、ほとんどの人が年齢肌による悩みを抱えることとなります。50代前半は引き続き更年期の症状に悩まされるかもしれません。また、顔の脂肪や筋肉量の低下によって痩せこけたような印象や、いわゆる”ブルドッグ顔”のような顔つきになる場合も。肌だけでなく身体のさまざまな部分にトラブルを抱えやすくなりますので、散歩などの全身運動やちょっとしたトレーニングをするのもよいでしょう。

自分のお肌に合わせたケアを

今回は年齢肌の特徴とそれを加速させる原因と対策、年代別のスキンケアについてご紹介しました。加齢による肌や身体の変化は、抗うことのできないこと。とはいえ、対年齢肌ケアは早いに越したことはありません。「まだ大丈夫だろう」と思っているうちから、毎日ケアを続けることが、将来の自分のためになります。また、年齢肌の現れ方は体質などによっても個人差があります。誰もが経験することですので、ひとりで深く悩みすぎないことが大切。場合によってはプロに相談し、カウンセリングを受けるのもよいでしょう。

「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」では全院で、医師本人がカウンセリングを実施。医師が直接悩みを聞き、肌の状態を確認したうえで、必要な治療やケア方法をお伝えしています。「施術を受けるか迷っている」方も、即日治療ではなく、カウンセリング後、検討したうえで決めていただけるのでご安心ください。カウンセリングは電話・ネット・LINEからでも予約できます。「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」の医師カウンセリング、まずはお気軽にご相談ください。

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監修医師

CZEN CLINIC 鎌倉院 院長
野﨑 由生(のざき ゆう)

「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」鎌倉院院長。日本皮膚科学会 日本専門医機構認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医。これまで、皮膚科専門医として大学病院やがんセンターに勤務。シミや肝斑など患者の気になる部位のみにフォーカスするのではなく、皮膚全体・からだ全体の健康を意識した治療や診療を心がける。

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