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コラム 顔のたるみの原因は?医師が教える予防・改善ケア

2024年4月8日

顔のたるみは老けた印象を与えてしまう原因のひとつ。「ブルドッグ顔」「マリオネットライン」なんて表現されてしまうほど、歳を重ねた多くの人を悩ませます。このたるみは一体どのようにしてできるのでしょうか。今回は顔がたるむ原因と、そうならないための予防法や改善ケアについてご紹介します。

目次

顔のたるみの原因

「顔のたるみは重力のせい」ということはなんとなく想像できますが、なぜ歳をとるとそのような状態になるのでしょうか。まずはその主な原因についてご紹介します。

骨の萎縮

意外かもしれませんが、顔のたるみの大きな原因のひとつとして「骨の萎縮」が挙げられます。「骨密度」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。骨密度が低下すると骨粗しょう症や背骨の湾曲を引き起こすイメージがあるかもしれませんが、女性では30〜40代から顔の骨が減りはじめるといわれています。加齢によって、こめかみや頬のボリュームが減り、アゴが短くなることで、老人特有の顔立ちに変化するのです。骨は顔の基盤ですから、このように必然的に見た目に変化が起きてしまうのです。

靭帯・筋膜の緩み

顔は骨を土台とし、筋肉・皮膚(皮下組織・真皮・表皮)と構成されています。骨が痩せることで顔の肉が落ち、それを支える「靭帯」が緩みます。それにより、いっそうたるみが促進されます。

皮下脂肪の萎縮・下垂

皮膚の最下層・皮下組織は主に皮下脂肪で構成されています。この皮下脂肪が下垂することで、真皮・表皮ともに影響を受け、たるみとなります

真皮のダメージ

皮膚の土台である「真皮」は肌の弾力を維持する部分。真皮にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」が、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質を生成し、それらが網目構造を形成することで肌の弾力を保ちます。紫外線によってコラーゲンやエラスチンが破壊されることでも、しわやたるみが生じます。線維芽細胞は20代以降、徐々に減っていくといわれています。

顔のたるみの予防法

骨や皮下脂肪・真皮、それらが支える靭帯が、加齢や紫外線などの原因によって、たるみにつながることがわかりました。ここからはたるみを発生させないための対策をいくつかご紹介します。

骨をキープする食事と運動

顔のたるみの根本原因ともいえる骨の萎縮。20歳ごろまでしか骨量は増やせず、特に女性は閉経後に一気に骨量が減るため注意が必要です。食事においては、骨のもととなるカルシウムやビタミンDを積極的に摂り、バランスの取れた食生活を送るとよいでしょう。ビタミンDは日光により活性化することが知られていますが、肌への影響を考えると、日焼けはおすすめしません。そのため、日光を浴びるよりもサプリメントで補う方がよいでしょう。また、適度な運動も必須。骨は衝撃を受けることによって骨細胞が活性化し、その強さが増します。ジョギングやダンスなど、ジャンプする動きがあるものが◎。ウォーキングやヨガなどによっても筋肉を伝い骨へ刺激が届きますので、手軽にはじめられるものから取り入れてみてはいかがでしょうか。

紫外線を防ぐ

肌老化の80%は紫外線が原因なので、日々の紫外線対策はとても重要。紫外線のなかでも「UV-A(A紫外線)波」は、窓ガラスをも通り抜けるため、部屋のなまで届き、肌にダメージを与える厄介な存在。外出時だけではなく室内でも日焼け止めは必須です。外出時は加えて、帽子・サングラス・ストールなどの活用を徹底しましょう。

よい姿勢を心がける

スマートフォン・パソコンによる作業や料理・洗濯といった家事で、下を向く時間が長くなりがち。猫背などの悪姿勢は首肩のコリや血の巡りの悪化につながるだけでなく、重力によるたるみも助長させます。普段から猫背にならないように気をつける、下を向く作業が続いたら、上を向く・首肩のストレッチをするなどを意識してみてくださいね。

顔のたるみは戻せる?

ご紹介した顔のたるみの予防法によってある程度回避はできるものの、すでにたるんでしまった肌については、セルフケアだけではなかなか効果が出にくいことも多いです。そんな場合は美容皮膚科の治療に頼るのも大切。治療の選択肢はいくつかあり、状態や悩みによって選ぶことが可能です。ここからは、顔のたるみ治療に活用される治療法をいくつかご紹介します。

ポテンツァ

最先端医療機器「ポテンツァ」によるたるみ治療は、ダイヤモンドチップを使用したRF治療。RF治療(ラジオ波治療・高周波治療)とは、電磁波によって発生する熱エネルギーにより、コラーゲン・エラスチンの生成を促進する技術です。ポテンツァでは2種類のRFを同時に照射することで肌にハリを与えます。

フォトRF

「フォトRF」はRFの効果とIPLという特殊な光エネルギーの効果をかけ合わせた治療。RFによるたるみの引き締め効果にプラスし、IPLによってシミなどの改善にも効果が期待できます。比較的ダウンタイムが少ないのも特徴。

サーマクールFLX

「サーマクールFLX」もRF治療のひとつで、切らないたるみ治療です。ほかのRF治療に比べ、より深い真皮深層へ均一に熱エネルギーを届けることが可能。それにより肌の内側から引き締め効果を期待できます。比較的効果が長続きしやすいのもメリットのひとつです。

HIFU治療

「HIFU(ハイフ・高密度焦点式超音波)治療」は、超音波により皮膚の下に熱を加えることで肌を引き締める治療機器です。それぞれの層に超音波を照射し、筋膜・靭帯・皮下脂肪・真皮を引き締めます。こちらも”切らないリフトアップ”のひとつとして知られています。

ヒアルロン酸治療

ヒアルロン酸はコラーゲン・エラスチン同様真皮に多く存在。保水力の高い物質で、肌の潤いや弾力を保っています。シワ・ほうれい線などのたるみ治療には、骨上や皮下脂肪へ注入して、リフトアップや頬のコケを治療。ハリ・ツヤ・乾燥対策では、真皮へ注入し、皮膚の保水力をキープします。

日々の積み重ねが未来の若々しさにつながります

顔のたるみは急に生じるものではありません。紫外線対策など、日々の過ごし方によって予防することができますので、毎日コツコツ続けていきましょう。とはいえすでにたるみでお悩みの方はひとりで悩まず、美容皮膚科を受診するなどし、プロによるアドバイスや施術を受けてみてはいかがでしょうか。

「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」では本記事で紹介した「ポテンツァ」鎌倉「フォトRF」池袋「ヒアルロン酸治療」銀座・鎌倉「HIFU」銀座・池袋・麻布十番・鎌倉「サーマクール」池袋のすべてを施術することが可能です(※)。また、医師本人がカウンセリングを実施。医師が直接悩みを聞き、肌の状態を確認したうえで、必要な治療やケア方法をお伝えしています。「施術を受けるか迷っている」方も、即日治療ではなく、カウンセリング後、検討したうえで決めていただけるのでご安心ください。カウンセリングは電話・ネット・LINEからでも予約できます。「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」の医師カウンセリング、まずはお気軽にご相談ください。

※クリニックにより取り扱いが異なります
(ポテンツァ:銀座・鎌倉院、フォトRF:池袋院、ヒアルロン酸治療:銀座・鎌倉院、HIFU:銀座・池袋・鎌倉院、サーマクール:池袋院)

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監修医師

CZEN CLINIC 鎌倉院 院長
野﨑 由生(のざき ゆう)

「CZEN CLINIC(シゼンクリニック)」鎌倉院院長。日本皮膚科学会 日本専門医機構認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医。これまで、皮膚科専門医として大学病院やがんセンターに勤務。シミや肝斑など患者の気になる部位のみにフォーカスするのではなく、皮膚全体・からだ全体の健康を意識した治療や診療を心がける。

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