特に怒っているわけでも疲れているわけでもないのに、鏡や写真で「不機嫌そう」「老けて見える」と感じたことはありませんか。
その原因のひとつが、口角を下に引っ張る表情筋の働きです。
この筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)を作用させ、働きを穏やかにすることで、口角の位置や口元の印象を整えられる場合があります。
本記事では、口角が下がって見える仕組みと、ボトックスで期待できる効果を医師監修のもとで解説します。
特に怒っているわけでも疲れているわけでもないのに、鏡や写真で「不機嫌そう」「老けて見える」と感じたことはありませんか。
その原因のひとつが、口角を下に引っ張る表情筋の働きです。
この筋肉にボトックス(ボツリヌストキシン)を作用させ、働きを穏やかにすることで、口角の位置や口元の印象を整えられる場合があります。
本記事では、口角が下がって見える仕組みと、ボトックスで期待できる効果を医師監修のもとで解説します。
口角の位置には、口角を下に引っ張る「口角下制筋」という表情筋が関わっています。
年齢を重ねると、この筋肉の働きや、周囲の組織のたるみによって、口角が相対的に下がって見えやすくなるとされています。
また、日常的な表情のクセによって、この筋肉の緊張が強くなっている場合もあります。
ボトックスをこの筋肉に注入し、働きを穏やかにすることで、口角を下に引っ張る力が弱まり、相対的に口角の位置や口元の印象が変化する場合があるとされています。
写真に写った自分の表情を見て、笑っていないときの口元の印象が気になり始めた人から、日常的な表情のクセを自覚している人まで、幅広い方が候補になり得る施術です。
一方で、注入部位に炎症がある方、ボツリヌストキシンに対するアレルギーがある方、妊娠中または妊娠のご予定のあられる方などは施術を受けられない場合があります。
詳細は医師によるカウンセリングでご確認ください。
CZEN CLINICでは、ボトックスビスタ・ボツラックス・コアトックスという3つのブランドのボツリヌストキシン製剤を取り扱っています。いずれも有効成分はボツリヌストキシンA型で、筋肉の働きを穏やかにする基本的な仕組みは共通していますが、製造メーカー・製造国によって違いがあります。
薬事承認のある薬剤で、当院を含む多くのクリニックではアッヴィ合同会社のみから購入し、製品ごと(ロットごと)の品質の差が小さく、クリニックに到着するまでの品質管理も徹底された薬剤です。
韓国国内で承認され、日本では未承認となっているボツリヌストキシン製剤です。ボトックスビスタとは異なる菌の株から精製されておりますが、単位数あたりの体感的な効果がボトックスビスタに近く、日本でも多くの美容皮膚科で使用されているポピュラーな薬剤です。
各クリニックが様々な経路で個人輸入しているため、流通経路の中での活性低下が起こり得る薬剤でもございます。
ボツラックス同様に韓国国内で承認され、日本では未承認となっているボツリヌストキシン製剤です。
ボトックスビスタと同じ菌株 (Hall株)から精製され、ボトックスビスタとの効果の互換性が高いことに加え、中和抗体の原因となりやすい複合タンパク質の除去、アレルギーや潜在的な感染リスクとなりうるヒトや動物由来タンパク質を未添加の製剤です。
また、韓国メディトックス社の正規代理店としてのMDT インターナショナルから購入した場合に限ってではございますが、流通経路での活性低下の心配が小さい薬剤でございます。
口角下制筋は、口を動かす他の筋肉(口輪筋、下唇下制筋など)と近接しているため、注入する部位・量の見極めには解剖学的な理解が必要とされています。
医師がカウンセリングで表情のクセや筋肉の状態を確認したうえで、注入部位・量を判断します。
ボトックスの効果は、「筋肉への作用が始まる時期」と「見た目の変化が定着する時期」の2段階で考えると理解しやすくなります。
投与後数日〜1週間:筋肉の働きが穏やかになる
ボツリヌストキシンが神経筋接合部に作用し、筋肉の収縮に関わる信号の伝達を抑えることで、筋肉の働きが徐々に穏やかになっていくとされています。この変化が現れ始めるまでには、数日〜1週間程度かかるとされています。
1〜2週間以降:口元の印象の変化が安定する
筋肉の働きが穏やかになるにつれて、口角を下に引っ張る力が弱まり、口元の印象の変化が安定してくるとされています。
効果の感じ方には個人差があり、もともとの筋肉の状態や表情のクセによっても変わるため、施術を検討する際は医師によるカウンセリングで自身の状態に合った注入量について相談することをおすすめします。
投与後数日〜1週間程度で変化が現れ始め、1〜2週間程度で印象の変化が安定してくるとされています。
持続期間には個人差がありますが、一般的には3〜4ヶ月程度を目安に考え、筋肉の状態に応じて次回の施術タイミングを医師と相談するとよいでしょう。
回数の目安や次回の施術タイミングは筋肉の状態によって異なるため、カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。
口元の印象を整える施術には、ボトックスのほかに糸リフトや、唇・口元のヒアルロン酸もあります。
それぞれアプローチする組織や目的が異なるため、「どれが一番効果的か」ではなく「自分の悩みや希望にどれが合っているか」で考えることが大切です。

※上表はあくまで一般的な傾向の整理であり、感じ方には個人差があります。
どの施術が適しているかは、悩みの原因や希望する仕上がりによって異なるため、カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。
Q. ボトックスで口角の下がりは本当に改善しますか?
A. 口角を下に引っ張る筋肉の働きを穏やかにすることで、相対的に口角の位置や口元の印象が変化する場合があるとされています。ただし、たるみなど筋肉以外の要因が大きい場合は、他の施術と組み合わせて検討することもあります。まずはカウンセリングで原因を確認することをおすすめします。
Q. 表情が不自然にならないか心配です。
A. 注入する部位・量はカウンセリングで細かく調整できます。口を動かす他の筋肉への影響を抑えながら、必要な部位に絞って注入することで、不自然さを抑えた仕上がりを目指せるとされています。
Q. 効果はどのくらいで実感できますか?
A. 投与後数日〜1週間程度で変化が現れ始め、1〜2週間程度で印象の変化が安定してくるとされています。
Q. どのくらいの間隔で受けるとよいですか?
A. 持続期間には個人差がありますが、一般的には3〜4ヶ月程度を目安に、筋肉の状態に応じて医師と相談しながら次回のタイミングを検討することをおすすめします。
Q. 3つのブランドはどう違いますか?
A. いずれもボツリヌストキシンA型を有効成分とする製剤ですが、製造メーカー・製造国によって違いがあります。どのブランドが適しているかは、カウンセリングで医師と相談のうえで決めることをおすすめします。
口角が下がって見える印象には、口角下制筋という表情筋の働きが関わっている場合があります。
ボトックスでこの筋肉の働きを穏やかにすることで、口元の印象に変化をもたらせる可能性がありますが、原因や適した施術は人によって異なるため、まずはカウンセリングで自身の状態を医師に伝え、納得したうえで施術を検討することをおすすめします。
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橋本 昭彦(はしもと あきひこ)
2013年鹿児島大学医学部卒業。医学博士。
大手美容外科、都内皮膚科・美容皮膚科・美容内科での勤務を経て、2025年CZEN CLINICグループ入職。
日本美容外科学会(JSAS)所属。
CZEN CLINICではカウンセリングも医師が担当いたします。
経験豊富な医師が、 お一人おひとりの肌悩みやご希望を伺い、お客さまにとって最適な治療方針をご提案いたします。
季節やトレンドにあわせて変化する施術メニューに加え、キレイを保つホームケアまでまるっとサポート。
医師と治療を選ぶ楽しさや、キレイになるわくわく感を体験できる美容クリニックです。
まずはあなたの肌悩みをお聞かせください。
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